斎藤兵庫県知事の問題
2024年9月、兵庫県知事である斎藤元彦氏に対してパワハラ疑惑が浮上しました。斎藤知事は、元県職員からの内部告発に対して「嘘八百」と断定し、その後、告発者が停職処分を受けた結果、悲しいことに自死に至りました。本来、内部告発者は公益通報者保護法により保護されるべきですが、このケースではその保護が不十分だった点が批判されています。
この事件に関し、斎藤知事の言動だけでなく、兵庫県庁全体の組織運営の在り方も疑問視されています。現在、県議会ではこの問題に対処するため、特別な調査委員会「百条委員会」が設置され、今後の審議に注目が集まっています。
※ 百条委員会について
百条委員会は、地方自治法第100条に基づいて設置される特別委員会で、議会が特定の問題に対して徹底的な調査を行うために決定します。この委員会は強力な調査権限を持っており、証人や関係者の召喚や、資料の提出を強制できる点が特徴です。また、証言拒否や虚偽の証言に対しては罰則が科される場合もあります。

マスコミの姿勢について疑問
昭和生まれの私だからでしょうか?💦
斎藤知事の行為を擁護する意図はありませんが、斎藤知事に対してマスコミが怒鳴りつけるような姿勢は、逆にパワハラのようにも感じます。一人の人間を寄ってたかって追い詰める姿勢は、いじめと変わらない気がしてならない。
それなら、大谷選手の豪邸を取材攻めにして、その家に住めなくなった件を起こした日本テレビやフジテレビに対しては、なぜもっと強く追及しないのでしょうか?
今回の告発者も、勇気を持って内部告発をしたのだと思いますが、その勇気で斎藤知事に直接意見を伝えることはできなかったのか、と考えてしまいます。また、当時何も行動を起こさなかったのに、今になって批判を行っている県庁職員たちの態度にも疑問を感じます。出世に影響があるからなのでしょうか?
マスコミへの期待
私は「その人がいないところでその人の悪口を言うな」という指導を受けて育ちました。つまり「文句があるならその人の目の前で言え」という教えです。確かに言いにくいことはありますが・・・
この機会に、マスコミには他の企業や公的機関におけるパワハラ問題を徹底的に調査し、社会全体の改善に貢献してほしいと強く願っています。