平均というのは普通にわかると思いますが,太郎君の定期テストの成績が
英語が40点、国語が70点、数学が30点、歴史総合が90点、化学基礎が20点だったとしたら
太郎君のテストの平均点は ( 40 + 70 + 30 + 90 + 20 ) ÷ 5 = 50 , つまり総得点を教科数で割ったら平均点50点が出るわけですね。
ならば 次は太郎君の分散を出してみましょう。
この場合、分散というのは太郎君が教科によって得意教科と不得意教科に激しく差があるか、それとも教科万遍ないかということが見れる
① 偏差(各教科の点数と平均点との差)の二乗を足したものの平均です
太郎君の 教科ごとの偏差は 英語 -10 国語 20 数学 -20 歴史 40 化学 -30
つまり ( 100 + 400 + 400 + 1600 + 900 ) ÷ 5 = 680 この680という数字は100点満点の教科の点数の散らばり具合を見るには大きすぎるから
次に標準偏差を求めるわけです。標準偏差は分散の平方根です。26 × 26 =676 だから だいたい 標準偏差は26くらい。
ここで太郎君の標準偏差が26 と言われても、ピンときませんね。
ならば教科ごとに 太郎君だけの偏差値を出してみましょう。
偏差値の出し方は「(自分の得点-平均点)÷標準偏差×10+50」
英語・・・(40 – 50 ) ÷ 26 × 10 +50 = 46,2
国語・・・(70 – 50 ) ÷ 26 × 10 +50 = 57,7
数学・・・(30 – 50 ) ÷ 26 × 10 +50 = 42,2
歴史・・・(90 – 50 ) ÷ 26 × 10 +50 = 65,4
化学・・・(20 – 50 ) ÷ 26 × 10 +50 = 38,4
自分だけの偏差値を出しても意味がないかもしれませんが