英語が苦手な人に①

最近、文法の重要性が失われつつあります。

英語が苦手だった私だからこそ、英語が嫌いな人に伝えたいことがあります。私たちは日本人です。そもそも英文法は、英語を日本人にわからせるために後付けで作られたルールです。昔の人が英文を理解するために考えた「仕組み」なんです。

だからこそ、難しいことを考える前に、まずは最低限から始めてみませんか?

英語の基本!5文型を理解しよう

英語の文は、たった5つの文型に分類できます。この「5文型」を理解することは、英語の文法を学ぶ上での基礎です。以下でそれぞれの文型を簡単に説明します!


1. S + V(第一文型) – SはVする

主語(S)と動詞(V)だけで文が成り立つ形。動詞は自動詞を使います。

例文:

  • She sleeps. (彼女は寝る。)
  • Birds fly. (鳥は飛ぶ。)

2. S + V + C(第二文型) – S=CにVする

主語(S)と動詞(V)の後に補語(C)が続き、主語の説明をします。補語には名詞や形容詞が使われます。

例文:

  • He is a teacher. (彼は先生です。)
  • The sky looks blue. (空は青く見える。)

3. S + V + O(第三文型) – SはOを(に)Vする

主語(S)が動詞(V)で目的語(O)を取る形。「何を」「誰を」にあたる部分が目的語です。

例文:

  • She reads a book. (彼女は本を読む。)
  • I like apples. (私はリンゴが好きだ。)

4. S + V + O1 + O2(第四文型) – SはO1にO2をVする

主語(S)が動詞(V)で2つの目的語(O)を取る形。一つ目が「人」(間接目的語)、二つ目が「物」(直接目的語)です。

例文:

  • He gave me a gift. (彼は私にプレゼントをくれた。)
  • I sent him a letter. (私は彼に手紙を送った。)

5. S + V + O + C(第五文型) – SはO=CにVする

主語(S)が動詞(V)で目的語(O)を取り、その目的語を説明する補語(C)が続く形です。補語には名詞や形容詞が使われます。

例文:

  • They made her happy. (彼らは彼女を幸せにした。)
  • We call him a hero. (私たちは彼を英雄と呼ぶ。)
  • I found the picture interesting. (私はその絵が面白いとわかった。)