英語の動名詞(-ing形)をマスターしよう!
動名詞は、英語を使う上で欠かせない重要な文法ポイントです。to-不定詞と混同されがちですが、しっかりと違いを理解すれば、表現の幅が広がりますよ!今回は、動名詞の主な使い方とポイントを紹介します。
1. 名詞としての動名詞(~すること)
動名詞は「名詞」の役割を果たします。文の主語、補語、または目的語として使われます。
例文:
- Swimming is fun.
(泳ぐことは楽しい。)【主語】 - My hobby is painting.
(私の趣味は絵を描くことです。)【補語】 - She enjoys reading books.
(彼女は本を読むことを楽しんでいます。)【目的語】
2. 前置詞の目的語としての動名詞
動名詞は、前置詞の後に使われることがよくあります。これはto-不定詞にはできない特徴です。
例文:
- She is good at singing.
(彼女は歌うのが得意です。) - I’m interested in learning English.
(私は英語を学ぶことに興味があります。) - He left the room without saying anything.
(彼は何も言わずに部屋を出ました。)
3. 特定の動詞の目的語としての動名詞
動名詞だけを目的語に取る動詞があります。この点もto-不定詞との大きな違いです。
よく使われる動詞:
- enjoy, finish, avoid, mind, keep, suggest, admit, practice, consider, give up など
例文:
- I enjoy playing tennis.
(私はテニスをすることを楽しんでいます。) - She suggested going to the park.
(彼女は公園に行くことを提案しました。)
to-不定詞との違い
動名詞とto-不定詞を使い分けるポイントを押さえましょう。
例文:
- I stopped smoking.
(私はタバコを吸うのをやめました。【動名詞:実際にしていた行為を止めた】) - I stopped to smoke.
(私はタバコを吸うために立ち止まりました。【to-不定詞:目的】)
今回は基礎の基礎だけでしたが、次回はもう少し踏み込んでみましょう