英語が苦手な人に④

英語の動名詞(-ing形)をマスターしよう!

動名詞は、英語を使う上で欠かせない重要な文法ポイントです。to-不定詞と混同されがちですが、しっかりと違いを理解すれば、表現の幅が広がりますよ!今回は、動名詞の主な使い方とポイントを紹介します。


1. 名詞としての動名詞(~すること)

動名詞は「名詞」の役割を果たします。文の主語、補語、または目的語として使われます。

例文:

  • Swimming is fun.
    (泳ぐことは楽しい。)【主語】
  • My hobby is painting.
    (私の趣味は絵を描くことです。)【補語】
  • She enjoys reading books.
    (彼女は本を読むことを楽しんでいます。)【目的語】

2. 前置詞の目的語としての動名詞

動名詞は、前置詞の後に使われることがよくあります。これはto-不定詞にはできない特徴です。

例文:

  • She is good at singing.
    (彼女は歌うのが得意です。)
  • I’m interested in learning English.
    (私は英語を学ぶことに興味があります。)
  • He left the room without saying anything.
    (彼は何も言わずに部屋を出ました。)

3. 特定の動詞の目的語としての動名詞

動名詞だけを目的語に取る動詞があります。この点もto-不定詞との大きな違いです。

よく使われる動詞:

  • enjoy, finish, avoid, mind, keep, suggest, admit, practice, consider, give up など

例文:

  • I enjoy playing tennis.
    (私はテニスをすることを楽しんでいます。)
  • She suggested going to the park.
    (彼女は公園に行くことを提案しました。)

to-不定詞との違い

動名詞とto-不定詞を使い分けるポイントを押さえましょう。

例文:

  • I stopped smoking.
    (私はタバコを吸うのをやめました。【動名詞:実際にしていた行為を止めた】)
  • I stopped to smoke.
    (私はタバコを吸うために立ち止まりました。【to-不定詞:目的】)


    今回は基礎の基礎だけでしたが、次回はもう少し踏み込んでみましょう