英語が苦手な人に⑤

to不定詞と動名詞の違いをわかりやすく解説!

英語の勉強で「to不定詞」と「動名詞」の違いに迷ったことはありませんか?実は、どちらも動詞の後に使えることがありますが、意味が変わる場合もあります。ここでは、それぞれの使い方を簡単にまとめました!


動名詞を使う動詞

動名詞(動詞の-ing形)は「~すること」という意味で使われます。以下はよく使われる動詞の例です:

  • enjoy(楽しむ)
    例: I enjoy reading books.
    意味: 私は本を読むことを楽しみます。
  • avoid(避ける)
    例: He avoids eating junk food.
    意味: 彼はジャンクフードを食べることを避けています。
  • admit(認める)
    例: She admitted making a mistake.
    意味: 彼女は間違いを犯したことを認めました。
  • consider(考慮する)
    例: They are considering moving to a new city.
    意味: 彼らは新しい都市に引っ越すことを考えています。
  • suggest(提案する)
    例: He suggested going to the park.
    意味: 彼は公園に行くことを提案しました。

to不定詞を使う動詞

to不定詞(to + 動詞の原形)は「~すること」という意味で、未来の行動や目的を表すことが多いです。

  • decide(決める)
    例: He decided to study harder.
    意味: 彼はもっと一生懸命勉強することに決めました。
  • hope(望む)
    例: She hopes to travel abroad next year.
    意味: 彼女は来年海外旅行に行くことを望んでいます。
  • plan(計画する)
    例: They plan to visit their grandparents.
    意味: 彼らは祖父母を訪ねる計画を立てています。
  • promise(約束する)
    例: I promised to help her with the project.
    意味: 私は彼女をプロジェクトで手伝うと約束しました。

両方を目的語に取る動詞

次に、to不定詞も動名詞も取れるけれど、意味が異なる動詞を紹介します。

  1. remember(覚えている/忘れずに~する)
    • to不定詞: I remembered to lock the door.
      意味: ドアを閉めることを忘れずに行いました。
    • 動名詞: I remember locking the door.
      意味: ドアを閉めたことを覚えています。
  2. forget(忘れる)
    • to不定詞: She forgot to call him.
      意味: 彼に電話することを忘れました。
    • 動名詞: She forgot calling him.
      意味: 彼に電話したことを忘れました。
  3. stop(止める)
    • to不定詞: He stopped to smoke.
      意味: 彼はタバコを吸うために立ち止まりました。
    • 動名詞: He stopped smoking.
      意味: 彼はタバコを吸うのをやめました。
  4. try(試みる/試しに~してみる)
    • to不定詞: I tried to lift the box, but it was too heavy.
      意味: 箱を持ち上げようとしましたが、重すぎました。
    • 動名詞: I tried lifting the box.
      意味: 箱を試しに持ち上げてみました。

ポイントまとめ

  • 動名詞は「今していること」や「過去のこと」に使われやすい。
  • to不定詞は「これからすること」や「目的」に使われることが多い。
  • 動詞によって使える形が決まっているので、一緒に覚えましょう!

英語を理解する近道は、例文をたくさん読んで実際に使ってみることです!