2025年立教大学入試問題英語(2月11日)

ちょっとやってみた。Ⅰ、Ⅱが著作権の関係で載せられないようでⅢから

  1.  ❌ 誤り: “has graduated” → ✅ 正しくは: graduated 
    訳: 彼は15年前に大学を卒業して以来、ずっとこの会社で私たちと働いています。
     🔹理由:「ever since(~以来)」には完了形と過去形の組み合わせが必要。
    ➡「主節:現在完了」+「従属節:過去形」が正しい。

2  ❌ 誤り: “as good ” → ✅ 正しくは: as well
訳: 私たちのような競争社会は、勝者だけでなく敗者も生み出すとよく言われます。
🔹理由:「as good as」は「~と同じくらい良い」で意味が合わない。
➡「敗者も生む」という意味には as well as(~だけでなく)を使う。

3. ❌ 誤り: “needs be ” → ✅ 正しくは: needs to be (be だけでもいいかも)
訳: この革新的な職務ローテーションの計画を全職員と共有すべきだと提案したいと思います
🔹 理由:”need” の後は to不定詞が必要。
➡ただし、「suggest that ~」のような文では **原形(仮定法現在)**も可能。


4. ❌ 誤り: “waited ” → ✅ 正しくは: waited for
訳: 科学界は、再生可能エネルギーにおける大きな進展を期待しながら、その画期的な実験の結果を熱心に待っていました。
🔹理由:”wait” は自動詞なので、目的語の前に for が必要。

5. ❌ 誤り: ” ever ” → ✅ 正しくは: never
  訳: 彼女は今までその街に行ったことがなかったので、そびえ立つ高層ビルや賑やかな通りに驚きました。
🔹理由:「ever」は通常疑問文や否定文で使う。
➡文脈から「一度も行ったことがなかった」という意味なので、”never”を使うのが自然。

6. ❌ 誤り: “source” → ✅ 正しくは: sources
訳: ニューヨーク・タイムズは、アメリカおよび世界中で最も影響力のあるニュースソースの一つです。
🔹理由:”one of the ~” のあとは必ず 複数形が来る。

7. ❌ 誤り: “generates” → ✅ 正しくは: generate
訳: 都市は世界のエネルギー消費の60~80%を占め、温室効果ガス排出の最大70%を生み出しています。
🔹理由:主語 Cities複数形なので、動詞も 複数形(原形)にする。
等位接続詞andが結んでいるのは動詞のaccount とgenerate ということがわかれば意味が取れなくてもわかるはず

8. ❌ 誤り: “which ” → ✅ 正しくは: that
  訳: グレート・バリア・リーフの汚染を農家のせいだと主張する関係者は、独立した科学者による根拠に基づいた証拠を提示すべきです。
  🔹理由:”which” 以下が完全文(S+V+O)なので関係代名詞と考えられない。
   the accusation which farmers are causing the pollution of the Great Barrier Reef
    whichをthat に変えて, 同格のthat節と考えるのが適切。
「農家がグレート・バリア・リーフの汚染を引き起こしている」というthe accusation(告発)