昨日はABEMAで無料放送があったので、3打席を観戦してみました。素人目には高めのボール球を空振りし、2三振してしまったように見えました。フリーマン選手なら絶対に手を出さないような完全なボール球を振ってしまっていました。4打席目も変化球を空振り三振だったと聞いています。
思っている以上に調子が悪いのではと心配し、昨日の投稿は控えましたが、本日は朝5時10分から試合があったので、じっくりとテレビを観てみました。31号の本塁打も出ましたが、大谷選手は私たちの想像を超えており、敢えて高めの速球を打とうとしているのかもしれません。
この図は今季の大谷選手のコース別の打率を示したものです。内角高めを除いてすべてのコースで3割以上の打率を残しています。ストレートか変化球かまでは分析できていませんが、大谷選手は当然その点も把握しているのでしょう。
おそらく高めの速球を打てるようになれば、すべてのコース・球種を網羅でき、さらにもう一段階上のレベルに到達できる・・・そんな風に考えているのではないかと思います。本日打った二塁打も高めの球でした。5打席目の本塁打はベルト付近のおそらく失投ですが、そんな球なら大谷選手は狙っていなくても打ってしまうのでしょう。
つまり、大谷選手は今、決して不調ではありません。少なくても明日、内角高めを責められても釣られることはありません
明日からは昨年までは頻繁に対戦したアストロズとの3連戦です。明日の先発予定のガルベス投手とは相性があまり良くなかったようですが、大谷選手も何度も対戦しており、癖も把握していることでしょう。速球投手ではないので、昨年までのようにボールになる変化球に惑わされなければいいだけです。内角高めに投げてきたとしても良い結果が出るのではないかと思います。
パリオリンピックが始まるので、しばらく「本日の大谷選手コーナー」はお休みします。陰ながら長い目で大谷選手を応援しています。