2年前の目の手術から、私もとうとう血圧を下げる薬を飲み始めることになりました。血圧を下げる薬は一度飲み始めると飲み続けなければならないらしいのでできるだけ避けたかったのですが、手術時に血圧が200近くあったことから、強制的に飲むことになり今でも続いています。
毎回同じ薬を処方してもらうために、毎月一度病院に通っています。診察は1分ほどで、医師と簡単に話し処方箋をもらうだけです。それにもかかわらず、病院に支払う金額は約1,450円。さらに、薬局で30日分の薬を受け取る際に約1,000円を支払います。私の医療費は3割負担なので、国からは毎回病院に約3,500円、薬局に約2,200円、合計で約4,700円が支払われている計算になります。
このような小さな診察に毎月これだけの費用がかかることに疑問を感じます。もちろん、医師の診察が必要であることは理解していますが、定期的な検査や健康チェックが含まれていない場合、1分程度の診察で毎回同じ薬が処方されるのは、効率的な医療費の使い方なのかと考えてしまいます。
高齢化社会において、医療費の負担が増加していることは周知の事実です。慢性疾患を持つ患者が増える中、こうした日常的な診察と処方がどれほどのコストを国全体で積み重ねているかを考えると、今後の医療制度における課題が浮き彫りになります。
例えば、オンライン診療や自己管理アプリの活用など、もっと効率的に医療サービスを提供できる仕組みを導入することで、無駄なコストを削減できるのではないでしょうか。現行の診療報酬制度がどこまでこれらの新しい技術を取り入れる準備ができているのか、またそれが国民全体の医療費負担をどのように軽減できるのか、考えていく必要があると感じます。
今、少子化対策の一環として中学生まで(あるいは小学生、高校生まで)の子供の診療費は無料である自治体は多いと思いますが、塾の費用も無料にしてくれないですかね?(笑)
教育費の負担軽減も重要な課題だと思います。