「on」と「off」のイメージを身につけよう!
英語の前置詞や句動詞の「on」と「off」には、基本的なイメージがあると考えると理解しやすくなります。「on」は「接触」「開始」「活動中」のような「つながっている」「続いている」状態を表し、「off」は「切断」「停止」「離れる」といった「外れる」「終わる」イメージが基本にあります。このイメージをもとに、いくつかの表現を見ていきましょう。
1. オン・オフがつく名詞の表現
まずは、身近に使われている名詞表現からです。
- オンシーズン (on season):観光地やスポーツのシーズンで「最も活気がある時期」を指します。たとえば、「夏は海辺のリゾート地のオンシーズンです」というように、主に繁忙期を意味します。
- オフシーズン (off season):逆に「静かな時期」や「シーズンが終わった時期」を表します。海のオフシーズンには観光客も少なくなり、宿泊料金が安くなることもありますね。
これらの表現において、「on」には「活動中」や「活気がある」イメージがあり、「off」には「一時的に休止」や「静かになっている」イメージがあります。
2. 「put on」「put off」
次に、句動詞の例を見てみましょう。
- put on:服やアクセサリーを「身につける」という意味です。例えば、「ジャケットをput onすると暖かく感じます」といった具合に使います。ここでの「on」には「くっつける」「身につけて活動できる状態にする」というイメージがあります。
- put off:反対に「予定を延期する」という意味になります。「会議をput offして、後日にする」という形でよく使われます。ここでの「off」は、予定が「離れていく」「先送りになる」といったニュアンスを持っています。
※「脱ぐ」はtake off になるらしい
3. 「turn on」「turn off」
さらに、電気や機械の操作でも「on」「off」が使われます。
- turn on:電気やテレビなどを「つける」動作です。「turn on the light(明かりをつける)」のように使います。「on」はここでも「始動する」「稼働する」というニュアンスですね。
- turn off:逆に「消す」という意味になります。「turn off the TV(テレビを消す)」のように使います。「off」には「接続を切る」「停止させる」というニュアンスが含まれています。
日常生活で使える「on」と「off」
このように「on」には「つながる」「活動状態になる」というイメージ、「off」には「離れる」「停止する」というイメージがあると覚えておくと便利です。日常生活で頻繁に使われるため、ぜひ色々な場面で試してみてください!